決明子(けつめいし)とは、エビスグサ(決明)の種子の生薬名。
昔から「ハブ茶」という名前で、お茶がわりに飲まれており、決明子の決明には目を開く(良くする)という意味があります。
体への作用も素晴らしいのですが、マメ科なので、少し焙じて煮出すと、香ばしくて深みがあり、毎日飲むお茶として、飽きない美味しさなのも嬉しい所です。
原料のケツメイシは、朝日米を作られている坂田さんに分けていただきました。
坂田家の自家用茶であり、今年植え付けの種でもある貴重なものです。坂田さんは、昔から年中ハブ茶を飲み続けていて、万能薬だと話をすると「だから、元気で過ごせているんだね~」と言われていました
多彩な効用があるのは、肝と腎に働きかけるから。
「肝(かん)腎(じん)かなめ」と言いますが、血液の調整機能や感情をコントロールする肝臓と生命エネルギーを司る腎臓の働きを良くすることで、様々な症状が改善されていきます。
煮出し方は、10gを鍋に入れて火にかけ、香りが立って来たら鍋をゆすってください。
パチパチとはぜてきたら、1Lの水を加え、沸騰したら中火にして、5分ほど煮出すと出来上がりです。
〇目の疾病全般
〇便秘
〇胃が重い時
その他、体調を整えてくれますので、毎日の健康維持にどうぞ。ノンカフェインですので、時間や回数、年齢に関わらず飲めます。